新型コロナー失政のツケ

<題名;新型コロナ―失政のツケ>R3-03-27

 新型コロナウィルス感染が止まらない。政府・県は感染の縮小を叫んで躍起になっている。

そして曰く、三密と自粛の励行、飲食店の時短、等々をもっともらしい理屈をつけて、マン防、緊事宣等、効果かの不明確な法を造ってまで国民に強制しようとしている。

 ウィルスは、地球上に生命が発生したごく初期段階で登場して、以後の地球に出現した様々な生命体に寄生して共生してきた。そして宿主や環境の変化に素早く適応して種類を増やしてきた。現在の地球上で、体内にウィルスを全く持たない生物はない。

 原初の新型コロナウィルスはコウモリの体内で共生していたと言われるが、コウモリとの接触が多くなった人類に、一部が適応して宿主を人類に変えた。(人為に因って変えられたとの情報もある。)

 ウィルスは、結晶として数億年の長期に渡って存在する事も可能であり、微細であり、いたる所に膨大な個体数で存在するので完全な撲滅は不可能である。

 一度、人間の細胞に寄生する事が可能となった新型コロナウィルスは、三密と自粛の励行、飲食店の時短等とは関係なく、これからは世界中に広がった人類に取り付いて微妙に異なる生態に対応して変化しながら感染を広げて行くだろう。

 今日の結果は失政である事は明らかである。人類がウィルスに対抗して、発症する事なく正常な生活を続けていくためには<ワクチンと治療薬>しかない。現状の様に<三密と自粛の励行、飲食店の時短>等々で逃げ切れる事は絶対に無い。

 政府・県はバカな事を言って国民を惑わす事を止めて、<ワクチンと治療薬の確保>に全力を尽くすべきだ。

           福島 勇 ; 作家(主たる分野;理論生物学、理論物理学