日中尖閣の攻防

   <題名;日本の防衛・尖閣の攻防>R3-3-00  

 中国と韓国の動きが注目されている。日本を取り巻く大陸諸国との攻防は太古の時代から続いていた。中国に起こった王朝は幾度も日本の征服を試みたし、朝鮮半島の王朝とは対島等周辺の島礁を巡って闘争を繰り返してきた。

 明治維新後、日本はようやく此等地域を平定し、国境を明確にしたのだが、太平洋戦争の敗退によるドサクサは、彼等の野心の復活を許す事になってしまった。その結果、韓国には竹島を略取され、北朝鮮には多くの同胞を拉致された。

 国際的にも人道的にも法と秩序を無視した朝鮮半島国家の行為を正当化する事は出来ないが、日本政府にも落ち度がある事は明らかである。

 ・竹島問題に於いては、領土領海の管理と防衛を放置していた。

 ・拉致問題に関しては、日本本土の居住域でありながら、領海及び沿岸部の警戒警備を 

  怠っていた。

 今、中国が覇権を狙って動き出した。太古からの中国王朝の夢を実現させようとする中国共産党の野望は、台湾の併合であり、尖閣諸島の領有であり、更には、沖縄、九州(対馬)の併合、そして日本全域の制圧だろう。

 だが、対する日本の防衛力は未だ脆弱で、現状は日米同盟の下に辛うじて体裁を保っている。国家国民の平和で安全な生活を未来においても確実に守ろうとするなら、日本自身も確実な防衛力を持たねばならない事は当然である。

 <6年以内に中国による台湾進攻の可能性が大きい>との情報もある。事態は動きを加速している。台湾以降、中国の次の標的は間違い無く日本だ!。

 対抗手段は核兵器しかない!。中国を完全に破壊できる核弾道ミサイル保有東シナ海や西太平洋等の至近距離から発射可能な原子力潜水艦の建艦が必要だ。

 5万円の会食だろうが、10万円の会食だろうが、どうでもいい事に大騒ぎしているより、日本の政府・政治家はは、覚悟を決めて事に当たって欲しいものだ。

             福島 勇 ; 作家(主たる分野;理論生物学、理論物理学