<核戦争・・・日本の生き残る道>R-4-07-26 

 ウクライナ戦争が益々混迷してきた。プーチンもゼレンスキーも、そして応援団諸国も次第に常軌を逸してきている。長期にわたって膠着した戦闘が続くと、プーチンは間違い無く核兵器を使用するだろう。そしてその時、アメリカ、NATO諸国、日本、は敵国として核ミサイル攻撃の対象と成るだろう。

 

 その時、ロシヤが最初に核ミサイル攻撃の対象とするのは何処か?

   それは日本であり、・・・東京だ!

 現在の日本は、核ミサイルに因る攻撃に防御力は無く、報復能力は皆無だ。

 東京は日本の頭脳であり心臓である。東京を潰せば日本は潰れる。

 

 現在、日本に核弾頭ミサイルの標準を合わせて臨戦態勢にあるのは、ロシヤ、中国、北朝鮮だが、核ミサイルは1発だけで飛んでくる事はなく、10数発の擬似ミサイルと共に飛んでくる。これ等複数のミサル全てを迎撃ミサイルによって撃墜する事は出来ない。

 核には核で、・・・・。核攻撃に対抗する為には、相手国を壊滅するに足る報復の核攻撃能力を持つしかない。飛んでくる核ミサイルに対して、水上艦艇も陸上基地もたいした役には立たない。報復の核攻撃を実行できるのは、大型多弾頭核ミサイルと原子力潜水艦だけだ

 日本列島を取り巻く海洋の海底は複雑で深い、日本海東シナ海、太平洋に10隻程度のトライデント級多弾頭核ミサイルを搭載したオハイオ級弾道ミサイル原子力潜水艦を密かに配置すれば、報復の核ミサイルは短時間で敵地を叩く事ができる。

 オハイオ級原子力潜水艦は24基の大型核弾頭ミサイルが装備でき、1隻で朝鮮半島全域を火の海にする戦力を持つ。10数隻の原子力潜水艦から発射される核ミサイルは、モスクワ、北京を含むロシヤと中国の全国土を30分以内に焼野原にするだろう。想定される被害を知って、プーチンもシ・ジン・ピンも日本に向けての核ミサイル発射は断念するだろう。 

 自国の平和と国民の命は、自国の武力によって守るしか無い事は、ウクライナ戦争によって明らかである。日本は、ほぼ同等の能力を持つ原子力潜水艦と核弾頭ミサイルを制作する事ができるのだから、早急に、核報復計画を実行に移すべきだ。

           福島 勇 ; 作家(主たる分野;理論生物学、理論物理学

 

 

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