世界を煽るゼレンスキー

<題名;ゼレンスキ-の扇動>R4-04-20  
 ウクライナ戦争が益々激しくなって、悲惨な様相を見せている。この状況下で劣勢に追い込まれているマリウポリ戦況に、ウクライナ大統領ゼレンスキーは、[マリウポリで我々の兵士が全滅すれば、ロシアとの停戦交渉は中断する。]とした。だが、玉砕の後に何があるのだろうか?
 この戦争は、一体なんの為の戦争なんだろうか?・・・ゼレンスキーは、自由と民主主義を守るための戦争だと言って世界を煽る。しかしそれでは、ロシアに自由と民主主義は無いのだろうか?・・・モスクワで、ヤク-ツクで、ウラジオストクで、知る限りでは、ロシアの人々はそれなり自由に生きている。
 ゼレンスキーは最初の対応を間違えた。武力衝突だけは絶対に避けるべきだった。戦争は破壊と殺戮の応酬であり、人道的な戦争等は絶対にない。
ゼレンスキーは、ロシアの武力行使の為に多くのウクライナ国民が悲惨な死に追い込まれた、と言う。だがウクライナ武力行使の為に多くのロシア兵も死んだ。この責任はゼレンスキーとプーチン、両者にある。
 ロシアはイギリスの制裁にたいして、前例のない敵対行為の対抗処置としてジョンソン首相の入国を禁止した。今後、ロシアとの、この様な応酬は多数の国を相手に広がるだろう・・・ウクライナ戦争は世界を巻き込みつつある。両者の煽りに巻き込まれて世界戦争にしてはならない。
            福島 勇 ; 作家(主たる分野;理論生物学、理論物理学