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<プ―チン対ゼレンスキ―>R04-03-00

 

 ウクライナ戦争が激しさを増している。此れはウクライナとロシアの戦闘と言うよりも、プ―チンとゼレンスキ―の戦いだ。二人の意地のの張り合い合戦で、両者の実態の伴わない巧みな舌戦で多くの人々煽り、惨劇に巻き込み、命を奪っている。

 ゼレンスキ―は戦争をあまく見た。保持する戦力の劣勢を補うため、巧みな演出で国際世論を煽り、劣勢を国際支援で補おうとしている。日本で俗に言う<他人の褌で相撲をとる。>だ。

 プ―チンもまた実態とほど遠いと思われる情報を吹聴している。・・どっちもどっちだ。

 だが世界のウクライナ支援に対して、プ―チンは遂に核を持ち出した。これは、プ―チンの思い反してゼレンスキ―を支援する世界に対する恐喝である。しかしこの発言は重大な意味を持つ。軍事的に見れば、この発言は、<核攻撃の準備が既に整っている。>事を意味する。

 では標的は何処か?・・・NATOの軍事基地、グァム、沖縄、・・・いや違う。標的は世界の主要都市、ワシントン、ニュ―ヨ―ク、パリ、ロンドン、そして東京だろう。

 核攻撃の最初の都市は恐らく東京だ。東京は極東のロシヤミサイル基地から近く、日本に迎撃能力が無く、報復能力が無い。

 今後の世界は、ますます混迷の度を深め、何れ日本周辺にも及んでくるだろう。

 大陸の国家中国、韓国、北朝鮮・・・この3国は基本的には一体であり、何れ日本に敵対してくる。ウクライナの惨状は・・・明日の日本か? いや、その程度では済まないだろう。

 日本は、国家(国民の生命、財産、平穏な生活等)を守ろうとするなら、国防の重要性、特に報復の核、原子力潜水艦、等の保持を急ぐべきであろう。

 

           福島 勇 ; 作家(主たる分野;理論生物学、理論物理学

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